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TV・「みんなの家庭の医学・ダニ&カビ完全対策SP」取材協力

2010/06/29放送、たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学(テレビ朝日)『ダニ&カビ完全対策スペシャル』にて、当社のクリーンプロデューサー植木照夫が取材協力しています。

カビ・ダニの対策および関連する吸入性アレルギー等についても、掃除・建築物衛生の観点から、アドバイスや資料提供をしています。梅雨の時期などは、ダニやカビが活発に繁殖しやすくなります。発育条件や予防対策について、詳しくはベストホームページ企画「お掃除教室:カビ・ダニ・ゴキまとめて対策」でも紹介しています。

 

「リフォーム産業新聞」 お掃除ラクラク リフォームのコツ

2010/06/22 住宅リフォームビジネス専門紙「リフォーム産業新聞」、リフォーム達人倶楽部☆お掃除のうんざりはリフォームで解消!お掃除ラクラクリフォームのコツにて、クリーンプロデューサー植木によるリフォーム時に注意したい4つの視点として、掃除がラクになる法則(うえきの法則)が紹介されました。掃除がラクだと家をキレイに保ちやすい、掃除嫌いは住宅のせい?など・・・、リフォーム業界紙ではクリーンプロデューサー初企画となります。掃除がラクになる法則については、当ホームページの連載企画をご覧ください。
 

   

詳しくは、リフォーム産業新聞のサイトをご覧ください。

連載:第3回 日経ホームビルダー「掃除がラクな家建設ルポ」

 

連載: 日経HB 「掃除がラクな家建設ルポ」・ 第3回 「清掃性の良い照明選ぶ」

 建築業界に向けて掃除専門家の連載! 雑誌「日経ホームビルダー」(2010年4月号・日経BP社)にて、クリーンプロデューサー植木照夫による連載「掃除がラクな家建設ルポ」が紹介されています。
第3回目は、清掃性の良い照明を選ぶ」です。掃除やメンテナンスがしやすい照明器具を検討するため、パナソニック電工の照明担当者との打合せの模様の取材記事となっております。

パナソニック電工の照明担当者の方も、当初は「清掃性をメーンに掲げた商品は必ずしも多くない」と考えていたようですが、清掃性を強くアピールしていなくても、有効な製品が多くありました。このことを事前に行ったディスカッションにて伝え、それを踏まえて取材当日にはパナソニックの製品による「掃除がラクな家の照明設計プラン」をご用意していただきました。
掃除の専門家と建築設計の専門家と照明器具の専門家により、住まいの清掃性向上となる掃除がラクな家について、協議を行い設計図に反映させていきます。各専門家からの意見には、新発見や表に出ないような技術やこだわりがありました・・・

 
 

 

連載を通じて、ハウスクリーニングなど住居における掃除問題の解決手法を、掃除現場の声と共に家を建てる側の専門家に向けて情報発信をしていきます。掲載内容は、当HPの連載企画 「掃除がラクな家の構想案」を基本とした、構想案2009を基にプロジェクトを進めております。

掃除がラクな家建設プロジェクトにご興味があり、協力参加を希望される企業様は、クリーンプロデューサー植木までメール(info@cp-u.net)にてお問い合わせください。

* 「日経ホームビルダー」は、工務店、ハウスメーカーをはじめ設計事務所、建材・設備会社などで戸建て住宅の設計、施工に携わる方々に、住宅の性能、コスト、顧客ニーズへの対応など技術や営業、経営、市場に関する最新情報やノウハウを読みやすく、わかりやすく紹介する実務情報誌です。
詳しくは: http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/HB/

第二編 1-3 室内を対象とした汚れの予防対策 .1 ほこりなど空気の汚れ対策 – その4

 
・・・前回からの続き・・・

 

 

  

ここで補足事項を加えておきたい。
先にも述べたように、空調対策はホコリ対策の重要ポイントの一つである。
住まいの日常的な掃除は、ホコリ掃除が終われば全体の半分は作業を終えたといっても過言ではない。そして、私の構想案(自宅)でも最重要視している。
その理由は、家族に吸入性アレルギー患者がいるためである。原因物質(アレルゲン)となるのは、ハウスダスト、ダニ、花粉、真菌(カビ)、動物の毛垢、昆虫、etcである。ちなみに、日本人の約3人に1人が何らかのアレルギー疾患に罹患していると言われており、私も軽度の花粉症だ。
アレルギー症状はアレルゲンの摂取により現れるため、厚生労働省でも*患者がアレルギーのアレルゲンを日常生活の中で管理できるように、抗原回避などの自己管理手法の確立が求められており、自宅で実施可能な環境中抗原調整手法の開発などは、厚生労働科学研究の一研究事業として優先目標にもなっていた。
【 *我が国のアレルギー研究と対策・・・厚生労働省・H17 リウマチ・アレルギー対策委員会報告書からの抜粋引用
平成4~6年度の厚生科学研究事業におけるアレルギー総合研究事業疫学班において「我が国のアレルギー疾患疫学調査」が実施されました。その結果、我が国全人口の約3人に1人が何らかのアレルギー疾患に罹患していることが示され、国民病ともいわれるようになりました。
厚生労働省は、厚生労働科学研究の一研究事業として免疫アレルギー疾患予防・治療研究事業を行っています。そのなかでも、平成22年までに研究成果を得られるように、「アレルギー疾患者自己管理手法の確立」は重点的に研究が推進されています。それは、患者がアレルギーの原因物質を日常生活の中で管理できるように、抗原回避などの自己管理手法の確立が求められているのです。最優先研究目標においても・自宅で実施可能な環境中抗原調整手法の開発などが挙げられています。】

掃除の専門家として私が家族に出来ることは、住まいに起因する吸入性アレルギーの抗原を回避・除去・改善するための掃除を行うことである。そして、長期にわたり維持管理しやすいように、また患者のQOL* 向上が図れるようなアレルギー対策として、住まいを汚れにくく掃除がラクな家にすることが求められてくる。それは、家事もラクになり、家の寿命も延び、掃除がラクで健康でエコロジ-なものになると考えていたからである。 *QOLとはクオリティーオブライフの略

つまり、私の考える掃除がラクな家とは、吸入性アレルギー対策の一面を持っていると思われ、空調対策などは個人的には最重要視している。
例えば、空調機器に対する考え方や対策に大きな違いがある。国交省管轄の住宅における品確法に定められている換気対策として「換気回数は0.5回/時間」があるが、これは最低限の基本的性能であり、これに加えて「空気の質」についての対策が現在重要に思える。
質の向上対策として、厚生労働省管轄で住宅ではないが特定(特殊)建築物を例にあげると、「建築物衛生法に規定する空気調和設備とは、空気を浄化し、その温度、湿度及び流量を調節して供給することができる設備であり、同じく機械換気設備とは、空気を浄化し、その流量を調節して供給することができる設備である」とされている。そして、私の取得している掃除の国家資格などは厚生労働省の管轄であり、建築物衛生法やその他の関係法令などと密接な関係を持ち、建物の清掃およびメンテナンスを行う為のものである。

自宅として構想案をまとめた本文【健康住宅・掃除がラクな家】とは、特定建築物などの清掃および維持管理における対策を、住まいの対策として取り入れた一面をもつものであるといえる。そして、住まいの様々なライフスタイルに対応することを目的として、基本的な要素と柔軟性を重視した内容となっている。

これらの前提事項を理解いただき、下記を読んでもらいたい。

 
(3)人と家の健康を守る換気システムに必要な性能
室内のほこり(浮遊塵)を速やかに室外へラクに除去する対策として、換気設備や空調機器などの住宅設備機器(換気システム)がある。これに、室内においての「空気の質」に関して、人と家の健康を考慮した場合、住まいの換気システム求められる4つの性能についてつぎにあげてみる。
① 調湿性能   : 加湿機や除湿機などにより室内の年間平均湿度40~50%を保つ
② 換気性能   : 給気設備と排気設備の組み合わせで室内の空気を換気する
③ 空気清浄性能 : 空気清浄機により空気に含まれるほこりや花粉などの汚れを処理する
④ 温度調節性能 : 冷暖房機器により室内の温度を好みで調節できる


   

(4)「掃除がラクな家」が提案する換気システム
「掃除がラクな家」が提案する換気システムは、高気密住宅における24時間全館換気システム(加湿、除湿、換気、空気清浄性能)+冷暖房機+局所機械換気(同時給排気タイプのレンジフード、他)などを組み合わせたシステムを理想とする。 *第一種換気システムとなる

*掃除のプロとしての意見・・・(ダクト清掃専門業者など)
数年後に訪れる、換気用ダクトの内部清掃(電動ブラシ回転式ダクト清掃機による)や機械点検のことを考え、ダクトは直線的で要所に点検口などを付け、掃除メンテナンスを考慮した設計とすることが望ましい。

   
★ 高気密住宅における24時間全館換気システム(加湿、除湿、換気、空気清浄性能付き)は、ダイキン工業㈱:全館空調システム「エアカルテットPLUS(プラス)」*1を使用するとして話をすすめる。 *1 商品に関する詳細はメーカーホームページを参照
1) 24時間全館換気システム(室内空気の質にこだわる)

   外部より給気——————–→ 室内へ———————-→ 室外へ排気

① 給気
少しでもキレイな空気を室内へ取り込むために、給気口には、フィルター付きのものもあり、フィルターの種類によって虫や粗塵など室内換気システムへの侵入を防ぐことができる。*ただし居住後には、フィルターの掃除・メンテナンスを定期的に行うことが予想される。

② 加湿・除湿・空気清浄
取り込まれた空気はシステムの中で、加湿および除湿により湿度40~50%に調湿された後、外気に含まれるほこりや花粉などの汚れを、外気処理フィルターで取り除き、さらに光触媒方式の光クリーンで汚れや臭いを取り除き、空気清浄されてから室内へと送られる。とくに、調湿性能(室内の年間湿度40~50%)はカビやダニやゴキブリの対策においても高い効果を示すものと考えている。

③ 冷暖房
冷暖房については全館集中管理も良いのだが、個人的には居室ごとでエアコンによる冷暖房とする。購入および設置のコストや掃除およびメンテナンスを考えるとエアコン(壁掛け・天井埋込タイプ)のほうが容易に行うことが出来るのも理由の一つである。

④ 排気
外へ排出する空気とともに湿度を排出し、熱だけを回収する「顕熱交換方式」を搭載している。せっかく冷暖房した熱を、換気のたびに逃すことがないので、省エネ性も良いと考えている。

⑤ 局所換気
キッチンのレンジフードや風呂場・洗面脱衣所・トイレなど水廻りの局所換気機器を、メインシステムと連動させて統一的に使用出来れば理想である。メインとなるシステムには、換気扇やレンジファンを運転する際、自動的に風量を増やして、換気効果を高める「自動風量アップ機能」がついている。

 
* 本構想案は2007年版であり、2010年現在の考え方は少し異なる。天井ダクト式の空調システムについては建設コスト高や長期にわたるメンテナンス性を考えると、紹介した製品とは違うものを選出している。また、換気量についても業界の各専門家と協議を行っている。
詳しくは、日経ホームビルダーで連載している「掃除がラクな家建設ルポ」の第4回「空調対策(仮題)」にて紹介する予定である。

 

 
ほこりなど空気の汚れ対策のまとめと掃除がラクになる法則
第一章の汚れにくい環境をつくるために、室内を対象とした汚れの予防対策として、まず、ほこりなど空気の汚れ対策を紹介した。その対策と、掃除がラクになる法則との関係を次に記す。

掃除がラクになる4つ法則は、互いが矛盾しないよう組み合わせて使うことで大きな効果を生むものと考えている。汚れにくい環境をつくることは掃除がラクになる法則の一つだが、掃除がラクになるものを活用して汚れにくい環境を作ったり、凹凸を無くす又は使用場所や形態を工夫することでも、汚れにくい環境をつくることができる。

 

具体例・・・(ほこりなど空気の汚れ対策のまとめ)

【1】室内への侵入を防ぐ対策
ほこりなど空気の汚れ対策として、外から室内への侵入を防ぐ対策を行う。具体的な場所として、窓や玄関など開口部の対策を主に行う。

◆■ 窓などの開口部に多機能ルーバー、 ◆■ 窓などの開口部に網戸を取り付ける、    ◆■ 玄関マットなどによる対策
【2】室内の汚れにくい設計と建材
ほこりの性質を考慮した設計と汚れが付着しにくい室内の対策

◆● ほこりの性質を考慮した設計
◆●■ 壁内収納(テレビや本棚なども含む)
◆●■ 天井埋め込みタイプの照明
【3】室内のほこり(浮遊塵)を速やかに室外へ除去する対策
室内のほこり(浮遊塵)を速やかに室外へラクに除去する対策として、人と家の健康を考えた場合、住まいの換気システム求められる4つの性能について注目した。

◆● 高気密住宅における24時間全館換気システム(加湿、除湿、換気、空気清浄性能)+冷暖房機+局所機械換気(同時給排気タイプのレンジフード、他)などを組み合わせたシステムを理想とする。

 

次回は 第一章 -3.2 カビ・衛生害虫の対策 – その1 を紹介する。

ベネッセ 「ねこのきもち」 5月号

 

特集【毛だまりスポットの効率アップ!掃除術】

2010/04 ペット雑誌「ねこのきもち5月号(ベネッセ)」にて、特集【毛だまりスポットの効率アップ!掃除術】を紹介しました。カーペット、液晶テレビ、パソコンのキーボード…家電に付いた抜け毛の掃除術、抜け毛たまりポイント掃除術、キホンの掃除を見直して効率アップ!などなど、猫の毛が抜け変わるこの季節は、カーペットや家電に絡みついた毛の掃除にひと苦労。そんな掃除の悩みをすっきり解決するプロのアイデアが満載です。企画の監修はクリーンプロデューサーの植木照夫が行い、指導役として当社の女性スタッフが登場しています。ペットと掃除について興味のある方は、ベストホームページ内の「ペットtoベスト」もぜひご覧ください!

 

 

掃除機のかけ方で、汚れの取れ方が違うことを、今回の実験で再認識しました。

 

ベネッセ 「ねこのきもち
猫のしつけ、健康、飼い方、育て方からペット用品選びまで、役立つ情報満載。猫の気持ちを知りたい飼い主さんのご自宅に毎月お届けする雑誌です。

連載:第2回 日経ホームビルダー「掃除がラクな家建設ルポ」

 

連載: 日経HB 「掃除がラクな家建設ルポ」・ 第2回 「建材選びから考える」

建築業界に向けて掃除専門家の連載! 雑誌「日経ホームビルダー」(2010年4月号・日経BP社)にて、クリーンプロデューサー植木照夫による連載「掃除がラクな家建設ルポ」が紹介されています。 第2回目は、「建材選びから考える」です。設計を担当した新三平建設とともに、室内の清掃や部材のメンテナンスがしやすい内装材を検討するため、大建工業の開発担当者との打合せ模様の取材記事となっております。

大建工業株式会社 様とは2008年のNHB連載時に、開発研究所・居住性研究室のご担当者からアドバイザーの依頼をいただいたのがきっかけです。それ以降、掃除がラクな家建設プロジェクトを通じて打ち合わせを定期的に行い、掃除専門家の視点から掃除と建材についてお伝えしてきました。今回の誌面では、こうした事前のディスカッションを踏まえて、具体的に大建工業の商品を選出して設計図に取り入れていくというものです。

掃除の専門家と建築設計の専門家と内装建材の専門家により、住まいの清掃性向上となる掃除がラクな家について、協議を行い設計図に反映させていきます。各専門家からの意見には、新発見や表に出ないような技術やこだわりがありました・・・

 

連載を通じて、ハウスクリーニングなど住居における掃除問題の解決手法を、掃除現場の声と共に家を建てる側の専門家に向けて情報発信をしていきます。掲載内容は、当HPの連載企画 「掃除がラクな家の構想案」を基本とした、構想案2009を基にプロジェクトを進めております。

掃除がラクな家建設プロジェクトにご興味があり、協力参加を希望される企業様は、クリーンプロデューサー植木までメール(info@cp-u.net)にてお問い合わせください。

* 「日経ホームビルダー」は、工務店、ハウスメーカーをはじめ設計事務所、建材・設備会社などで戸建て住宅の設計、施工に携わる方々に、住宅の性能、コスト、顧客ニーズへの対応など技術や営業、経営、市場に関する最新情報やノウハウを読みやすく、わかりやすく紹介する実務情報誌です。
詳しくは: http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/HB/

新連載:第1回 日経ホームビルダー「掃除がラクな家建設ルポ」

新連載!日経HB 「掃除がラクな家建設ルポ」・ 第1回 「長期優良住宅をつくる」

建築業界に向けて掃除専門家の連載が新たにスタートしました! 雑誌「日経ホームビルダー」(2010年2月号・日経BP社)より、クリーンプロデューサー植木照夫による新連載 掃除がラクな家建設ルポがスタートしました。 第1回目は、「長期優良住宅をつくる」です。掃除しやすい家にすることで、住まいや設備を長期にわたって使いつずけることが出来る…という考え方は、長期優良住宅のコンセプトにも通じます。・・・

昨年の連載(2009年3月号)にて協力者を募集したところ、プロジェクトの協力者として名乗りを上げていただいた「新三平建設株式会社」様により、掃除がラクな家建設のための設計・躯体施工・現場管理などで協力参加をしていただけることとなりました。さらに、審査機関である「ハウスプラス住宅保証株式会社」様より掃除がラクな家に関する評価や審査のご協力をしていただけることとなりました。

住まいの掃除をもっとラクにしたい!そのためにも、建てた後から掃除を考えるのではなく建てる前から掃除・メンテナンスについても配慮した設計建築を行う。こうした建築はこれからの時代に向けてとても重要と考えております。新連載の第1回目は、そうした思いに共感していただいた新三平建設様とハウスプラス住宅保証様との打ち合わせのルポになっています。

 

連載を通じて、ハウスクリーニングなど住居における掃除問題の解決手法を、掃除現場の声と共に家を建てる側の専門家に向けて情報発信をしていきます。掲載内容は、当HPの連載企画 「掃除がラクな家の構想案」を基本とした、構想案2009を基にプロジェクトを進めております。

掃除がラクな家建設プロジェクトにご興味があり、協力参加を希望される企業様は、クリーンプロデューサー植木までメール(info@cp-u.net)にてお問い合わせください。

* 「日経ホームビルダー」は、工務店、ハウスメーカーをはじめ設計事務所、建材・設備会社などで戸建て住宅の設計、施工に携わる方々に、住宅の性能、コスト、顧客ニーズへの対応など技術や営業、経営、市場に関する最新情報やノウハウを読みやすく、わかりやすく紹介する実務情報誌です。
詳しくは: http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/HB/

室内を対象とした汚れの予防対策 .1 ほこりなど空気の汚れ対策 – その3 /第二編 1-3 

 
● 1-3 室内を対象とした汚れの予防対策(発生防止や発生量を減らす)

1-3.1 ほこりなど空気の汚れ対策(ハウスダスト、ウイルス、花粉、煙などを含む)

 
【3】 室内のほこり(浮遊塵)を速やかに室外へ除去する対策
室内のほこり(浮遊塵)を速やかに室外へ除去する対策として”室内換気”がある。そして室内換気は、現代の住まいにおいて掃除だけでなく居住者の健康を考えても重要な対策の一つとなる。「掃除がラクな家」においても”室内換気”を重要項目として考えていく。
(1) 換気と健康 (2) 湿度と健康 (3) 人と家の健康を守る換気システムに必要な性能 (4)「掃除がラクな家」が提案する換気システム

   

(1)換気と健康
現代の住まいは、断熱材や高性能ガラスサッシなどによる高断熱・高気密な住宅が主流のようであるが、気密化された室内の空気は何もしないとそのまま停滞することになり、健康や衛生面でも大変好ましくない環境となる。換気は、人が呼吸するための新鮮な空気を外から室内に取り込み、室内の汚れた空気を外に排気する。排気には浮遊塵など汚れの他に、臭いや湿気なども一緒に外へ排出することができ、さらに室内の温度を調節することもできる。(夏の暑い夜に、換気扇で室内の熱気を外に追い出し、涼しい外気を取り込むことで室温調整するなど。)

1)空気の質
多くの人が飲料水など水の質にこだわる現代、呼吸するための室内空気の質にこだわる!
飲料水や添加物などには気を使う人が増えてきたが、空気に気を使う人は少ないようである。最近、アレルギーやシックハウス問題が多発しており、室内における 空気の安全にも注意しなくてはいけない時代となってきた。実は空気汚染が人体へ与えるダメージは深刻で、空気に混じった汚染物質や有害物質によっては、肺から直接血管に入り込み、そのまま体中に送り込まれていくこととなる。では、健康的で上質な空気とはどんなものかを考えてみる。オフィスビルなどの事務室では、室内の空気環境についてつぎのような衛生基準が設けられている。

   

その他、気積(室内空気容積、床上4m以上の高さを除く、労働者1人当たり)や照明の項目がある
事務室衛生基準の空気に関する数値ではなく、衛生基準の項目を住まいに置き換えて対策してみると次のようになる。「掃除がラクな家」では、これらの対策をなるべく自動でラクにするために、換気設備や空調機器など機械を主に考えてみる。

 

   

住まいの健康的な室内空気環境対策の中の、重要となる項目として「湿度」に注目する。

 

 

(2)湿度と健康
ビル管理教育センター/建築物の環境衛生管理 上巻 室内環境の衛生 より
1) 湿度の影響
室内環境において湿度の問題は、直接人間に影響を与える場合と間接的な影響がある。前者は、乾燥やじめじめする蒸し暑さなど、湿度の状態そのものによるものであり、後者は環境の湿度の状態によって、結露が生じたり静電気が生じるなど、そのことで人間に影響がある場合である。湿度が高過ぎたり低過ぎたりして起こる害を表にあらわすとつぎのとおりになる。

   
建築物衛生法では(多数の人が利用する特定及び特殊建築物が対象)、建築物内の湿度を40%以上保つことを定めている。これが保たれないような低湿度になってしまう場合、例えば冬季には鼻やのどの粘膜が乾燥し、ウイルスに感染しやすくなる。さらにインフルエンザウイルスの生存率が高まったり、ウイルスが空中を舞いやすくなるなど、風邪やその他の呼吸器疾患になりやすくなる。また、乾燥で過大な蒸発は、体感温度の低下をもたらす。

2) 高湿度(夏季など)
湿度が高い場合には、蒸し暑い不快さを感じ、汗の蒸発を妨げる働きをし、汗ばみ、汗により衣類や建材などを汚す。間接的な影響では高湿度の場合、建築物に結露が生じ、建築物の腐朽(フキュウ)やカビ・ダニが発生する。これによってアレルギー疾患の発症への影響もある。

3)低湿度(冬季など)
低湿度の場合は、静電気の発生による電気ショック、衣類のまとわりつき、ホコリの発生、建築物自体には建材の狂いや隙間の発生、乾燥による火災の危険などもある。その他、ウイルスに感染しやすくなる。とくに、東京など大都市は他の場所に比べ湿度の低下がみられる。大都市は、コンクリートやアスファルトに覆われているため、雨が降っても土中に蓄えることが少ないのが原因の一つと考えられている。太平洋側の冬は乾燥しており、室内で暖房器具などを使用した場合、部屋の湿度は20%以下になる事もある。

4) 調湿対策
湿度による害を防ぐには、低湿度の場合には加湿を行い、高湿度の場合には水蒸気の発生を抑え、結露防止の対策や除湿を行うことが必要である。しかし、加湿を行う場合、噴霧式の加湿器では、水に混入した不純物が空気中にエアロゾルとなって放出されるので、その水質は少なくとも水道法の水質基準に適合した物でなくてはならない。水中に存在した真菌などが原因で、アレルギー性の障害を起こした例も報告されている。その他、ビルなどでは空調設備内の冷却水で増殖した、レジオネラ属菌によるレジオネラ肺炎の集団発生の事例や、加湿装置、冷却塔などの空気調和設備の構成機器が、種々の病原体の汚染源となり得る事が国内外を問わず報告されているので注意が必要である。実際に、室内の湿度を年間通じてどのくらいに設定するのかというと、事務室衛生基準の湿度に関する数値は40~70%となっているが、結露やカビやダニなどの発生を考えると、室内湿度の上限を50%程度に設定する事が望ましい。つまり、1年を通じて室内の湿度を40~50%に保つことは、人と家の健康を守るうえでも重要だと考えられる。

 

・・・ 次回は、 「ほこりなど空気の汚れ対策 – その4(今回の続き)について紹介する。

国交省プロジェクトにて「掃除をラクにする技術」が紹介されました!

クリーンプロデューサー植木の考案した「掃除をラクにする技術やアイデア」が、国土交通省の公募事業「建設業と異分野とのコラボレーション促進支援事業」の技術・事業シーズの一つとして紹介されました。

詳しくは、建設業と異分野とのコラボレーション促進支援事業のホームページにて (http://sangyo.jp/incubation/bosyu/construction200912.html) 

ちなみに、上記HPの「技術&事業シーズ」というページの項目下部のJ.その他にて、「J-6 建物や製品の掃除(メンテナンス)をラクにするための技術やアイデアの提供」と紹介されています。

室内を対象とした汚れの予防対策 .1 ほこりなど空気の汚れ対策 – その2 /第二編 1-3 

 
● 1-3 室内を対象とした汚れの予防対策(発生防止や発生量を減らす)

1-3.1 ほこりなど空気の汚れ対策(ハウスダスト、ウイルス、花粉、煙などを含む)

 
【2】 室内の汚れにくい設計と建材選びによる対策
外から室内に侵入してくるほこりなどの汚れ以外で、室内で生じるほこりの多くは各種の磨耗粉である。その大部分は衣類や紙から生じた繊維などの粉であるため、この種のほこりを俗に”綿ぼこり”といい、その他にフケ・アカ・カビ類・ダニ類・タバコの煙・ペットの抜け毛なども加わる。このような、ほこりなどの浮遊塵となる汚れを設計から対策していく。

 
 

(1)ほこりの性質を考慮した設計・・・ほこりと凹凸の関係

① 生活してみると…
実際に生活が始まると意外に多くなる家具や生活用品。室内を横から見た図にしてみると、室内は凹凸だらけ!掃除をしないと家具の上や電気のかさなどに、ほこりなどの浮遊塵が堆積していく。そして、人の活動や空気調和機器などでおこる気流の乱れにより、また浮遊塵となりこれを繰り返す。

② 浮遊塵の性質
ほこりなどの浮遊塵は、若干の間空気中に浮遊したあとは、徐々に沈降して建材や家具や床などの上に付着する性質を持っている。これを理解すると汚れる場所もあるていど予想できる。

③ 浮遊塵の付着
②の性質を考えた場合ほこりなど浮遊塵の付着する場所は、建材や家具や床などとなる。基本的に室内に何もなければ、汚れが付着するのは床だけとなる。しかし、天井や壁に使用される建材に凹凸がある場合、その形状によって汚れは付着する。

④ 汚れにくく掃除のしやすい室内
塵やほこりは凹凸や隙間など、関係なしに汚染していく。その対策として、居住者の行動範囲に出来るだけ物を置かないように十分な収納スペースと、室内の凹凸を無くすための壁内収納(テレビや本棚なども含む)や、天井埋め込みタイプの照明など、設計からほこりと凹凸の関係について考慮する。

 
 

(2)ほこりなどの汚れが付着しにくい室内の対策
設計のときからほこりなど浮遊塵の性質を考慮して、室内の凹凸を少なくしたり、汚れにくい凹凸を採用する。例えば、家具を多く置くよりは、収納室(押入)やウォークインクローゼットなど、大きめな別空間を設けたり、テレビ台や本棚を壁面に収納させて扉をつける事により、室内に置く物を減らし掃除をしやすい環境を作る。別空間や扉をつけることにより、人や物は必要な時だけ出入りする事でホコリの移動を少なくする。収納に関しては十分なスペースを確保することも大切であり、一般的に収納スペースは延べ床面積の10%程度設ける例が多いようだが、中には25%以上設ける例もあるようだ。

例)
天井吊り下げタイプの照明は汚れやすく、機種にもよるが掃除は比較的たいへんである。

 
 

天井埋め込み式の照明は、吊り下げタイプのものに比べて汚れにくく掃除がラクといえる。

 
 
*ほこりなどが付着しにくい室内の凹凸については、第二編・第二章「凹凸を無くすまたは使用場所や形態を工夫する」にて詳しく説明する。

*掃除がラクな建材については、第二編・第三章「掃除がラクな建材(素材)を使用する」にて詳しく説明する。

 

  

・・・ 次回は、 「ほこりなど空気の汚れ対策 – その3(【3】 室内のほこり(浮遊塵)を速やかに室外へ除去する対策)」 について紹介する。

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